磯子海苔メジナに適した配合エサは?

hiffam

2020年10月31日 07:56



 ガン玉で仕掛け/海苔をを沈めるところまで来ましたので、次は砂に混ぜる配合エサの紹介です。メジナ用の配合エサは色々販売されていますが…オキアミの自然な沈下速度に合わせたものが多く、磯子では流せる時間も限られていることから、私にとって感覚的にどう見ても軽すぎという感じで、いつも沈下速度の速いクロダイ用のコマセを使っています。重いコマセを使うのでタナが深くなっているのかもしれませんが…ちょっと検証してみます。東桟橋で潮が流れている状況で一流し約2分!まずはガンダマが沈んで最後に海苔が針の重さで沈んで、仕掛けが馴染んで潮に乗るまで約1分!ここでコマセの帯と同調させて流しての勝負となります。感覚的には流れる潮の中でメジナの活性は上がり、この同調している時間が長いほどあたりの出る確率が高くなる!流れの速い潮の中ではメジナの活性は高いものの同調が難しく、その時間も短くなるためアタリを出すのは難しいという感じです。では一般的なメジナ用のコマセは沈下速度0.5m強/10秒なので、2.5ヒロ強/4mのタナを狙おうとすると、ここまで沈むのに単純計算で1分強!私の場合は仕掛けを投入してコマセを仕掛けの位置に合わせて投入し、良型を狙ってさらに深いタナを狙うのが常ですので、これを考慮すると沈むのに1分半以上かかることになります。やっぱりちょっと軽いですよね!潮がちょっと速かったり、昨日のように4ヒロとなると…コマセが付けエサに届かないなんてことにもなりかねません。これではせっかくメジナの活性が上がっても釣れません。で私がいつも使っているのは’チヌパワー遠投V9’です。440円/袋と安価で経済的!沈下速度は約1.5m/10秒で、30秒強/3ヒロ 40秒弱/3.5ヒロとなりコマセ投入の時間を加味すると仕掛けが馴染んんだころに海苔に届きます。またクロダイ用の配合エサですので混ぜ物が色々してあってそれぞれ比重が異なります。まず集魚剤の成分が沈んであとから麦とかほかの成分がヒラヒラ海苔の上から降ってくるという状況になります。浮いて来た木っ端を海苔で釣ってみるとわかるのですが…メジナはコマセに群がった状態ではオキアミは食ってきますが海苔は食ってきません。海苔はコマセが消えてしばらくたって落ち着いたころに少し深いタナで食ってきますので少しでも長くメジナを釘付けにしておくという意味でGoodです。またこの軽い粒子は水の抵抗も大きくコマセの帯の外の潮下に向けてたなびいて良型はこの先で流れてくるコマセを潮下側で食べています。ということで常にコマセの帯の先端がどこに方向に行っているのか、そのまま流れてタナまで沈んだ時どこまで行きそうなのか?仕掛けの角度とコマセの投入位置の関係の見極めが極めて重要になります。表層の潮は風の影響を受けますので、底の潮とは流れが異なることが多々あります。先日のようにくの字に折れ曲がって沈んでいくということもあります。でここまでくるとコマセワークですね!やっぱり行きつくところははコマセワークかな?






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