エサ盗り対策!中途半端なおもりは逆効果!

hiffam

2023年01月25日 05:17


寒メジナの季節というのに…海水温が上がっているせいか…スズメダイにネンブツダイ、アイゴにフグとエサ取りの勢いは一向に衰えず…普段海苔で餌盗りを気にせず釣っている私にとっては如何にエサ盗りをかわすか?が最大の悩みの種です!これをうまくかわさないことにはオキアミでは釣りが成立しないこともままあります!でエサ取り対策の定番といえば…足元にエサ取り用の撒き餌を打って分離して少ないコマセで沖を釣る!ですが…

 これは沖は潮の流れが速いのが前提で…木負堤防のように潮の流れの緩い釣り場での現実は、エサ取りはドンドン沖まで出て行ってしまいます!おまけに沖にもシモリがあって遠投も全く通用しません!こうなるともうお手上げ?

 で次に出てくるのが…ハリスにオモリを打って付けエサを速く沈めてエサ取りの層を突破するという方法が良く出てきますが…なんとなく納得してかつては私もエサ取りが悩まされると速く沈めようとG5のジンタンをよく打っていました!…でもこれが大間違い!?

先日の釣行でスケスケの潮の中でエサ取りの動きが良く見えるので、おもりの負荷、付ける位置、仕掛けを沈める位置などなど…魚の動きをよく見ながらあれこれやってみました!結果は意外にもおもりなしのノーガンで沈めるのがエサを通せる確率がかなり高いことがわかりました!

おもりを打って速く沈む付けエサは目立ちやすくコマセの帯から多少離れていてもすぐ見つけられしまいます!一旦エサ取りに見つかったら最後、どんどん深い処まで付けエサ追いかけて行って仕掛けがなじむころにはエサはありません!G7のジンタンでもエサは瞬殺で、ノーガンで沈めるとかなりの確率でエサが残ってきました!コマセに混ぜたオキアミと同じように沈むことでカモフラージュされて付けエサが見つけられにくいというのが大きな理由だと思います!実はコマセに混ぜるオキアミの効果はこれが一番なんじゃねぇ~?という感じもします!

これから得られた教訓は、緩い潮で中途半端なおもりは逆効果!時間がかかっても自然にゆっくり沈めてかわすべし!仮に打つとしたら追っかけるエサ取りを振り切れるくらいに速く沈むおもりを打たなければ意味がない!おそらく3Bとか5B以上!でもこんな重いおもりを打ってしまったら…緩い潮の中では仕掛けが立ってしまってまず喰わない!のでこの手は使えない!ですね!奥の深いフカセ釣り!何事もやってみて自分のものにしていかないと…引き出しは増えて行かないですね!

で一方で迷惑物としか思われていないエサ盗りですが…スズメダイはシモリに付いて、あまり速い潮は好まない(特に低水温期)と口太に習性や行動がそっくりなので、スズメダイがいたら口太はまず釣れるとも言われています!確かに先日の釣行でゾロゾロ出てきたメジナは底近くをスズメダイと仲良く入り乱れてエサを拾ってました!スズメダイの活性が上がればメジナの活性も上がる!エサ盗りが多いからと言ってめげずに…頑張ってエサ盗りをうまくかわして釣り続ければ、いつかは爆釣だぁ~!なんてなれたらいいですね!




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