この時期のメジナのタナ
水温が20℃を超えたこの時期のテトラ海苔メジナのタナはズバリ1ヒロ弱!1.2~3mといったところでしょうか?明確な当たりがなくてえさを取られる場合はさらに浅くがセオリーですが木っ端の餌食になりやすいです。エサが採られないのであればタナを深くする手もありますが…食ってくる地合いには必ず浮いてきます。深いタナでチャンスを待つより浅いタナで待つほうが釣れる確率は上がります。深いタナで待つと地合いの最初に1~2枚釣れるものの浮いてくると深すぎて当たりは出ません。浅いタナは木っ端もかかりますが、木っ端の活性が上がるということはやがて必ず良型の活性が上がる証拠でやがて浮いてきます。木っ端が食ってくると次はだんだん型が良くなります。木っ端の群がるタナの少し下がベストです。オキアミであればもっと浅くても大丈夫!80㎝くらいで食ってきます。目立つオキアミは下からエサめがけて浮いてきて一気に反転します。よって当たりはうきがスパッと消えるあたりになります。でもエサ取りに瞬殺でやられる可能性大!その点海苔はメジナが食うまで待てるのでオキアミに比べるとじっくり釣りができるのが何といってもGoodです。針は吸い込みの良い小針がかかる確率が上がります。海苔餌はあまり針の大きさは気にしなくてもいいといいますが...オキアミのようにぱくっとは食わないで吸い込むように食うようですのでこの時期でも飲み込まれることは少なく口の皮一枚ということもしばしばです。とくに地合いに入るころと終わるころは今の時期でも結構きわどいです。細字の軽い針がお勧めです。私は伊豆メジナを愛用していますがあまりにも針が細すぎて足裏を何枚かあげると伸びてしまいます。でも針先の鋭さは抜群でかなりの木っ端まで確実にかけることができます。活性が上がって足裏が上がり始めて針が延ばされるようになったら少し強い針に変えます。つける海苔はこんなに小さくて食うのかと思うほど小さい豆粒大!大丈夫ちゃんと食ってきます。小さい軽い針と相まって触ったら思わず吸い込んでしまうという算段です。ということでなかなか奥が深い海苔メジナでした。