サムスンは8月に発売したばかりのスマホ「Galaxy Note7」のリコールを発表しまた。リコールの原因は、搭載している韓国サムスンSDIのリチウムイオン電池（LIB）の爆発事故が発端です。米消費者安全委員会（CPSC）が当該品保有者に対し、電源を切り充電しないよう呼び掛けたこと、米連邦航空局（FAA）は乗客に機内での使用自粛を求めたことがと波紋は大きさを増したようです。う～ん！やっぱりLIBは使い方が難しよね！2000年代のSonyのDell PC用のLIB大型リコールやYuasaの787での発火事故など絶えません。そもそもLIBはエネルギー密度が高いという長所に反して熱暴走しやすいという短所を抱えており、とにかく造るのも使うのも難しい電池です。わずかな不純物の混入で内部短絡で爆発するし、787のように冷却が不十分でも発火します。早くもっと扱いやすい次世代電池の登場が望まれます。